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臓器パズル

臓器パズル(器官拼圖)

Karmarket(藥島)

Balaena Islet Publishing Inc.

第16回ゴールデン・コミック・アワード「漫画新人賞」受賞作品

フランス語版・イタリア語版 発売中!

収録作『宇宙の幽霊』(原題:宇宙的幽靈)実写短編映画化決定(撮影完了)

『臓器パズル』には、長さの異なる短編漫画11編が収録されており、喪失や死をめぐるさまざまな情景を描きながら、絶望の中にわずかな希望を見いだそうとする物語が綴られている。
試し読み

あらすじ

「宇宙の幽霊」(原題:宇宙的幽靈):霊感を持つ女性が、外宇宙で数え切れないほどの幽霊、そして愛してやまない母の姿を目にする。
「幻肢」(原題:幻肢):交通事故で足を失った男。しかし夢の中で自分の足、そして正体不明の無数の四肢の感覚に襲われる。
「団地貸出」(原題:國宅出租):廃墟と化した公営団地に迷い込んだ少女。迷宮のような建物の中で、幻覚と影が彼女を取り囲む。
「蚊男」(原題:蚊男):目の病に苦しむ老人が診察を受ける中、無意識に診察室を混乱に陥れるが、そこでかつてない美しい光を目撃する。
「塩水湖王」(原題:鹽水湖王):干ばつによる終末が迫る中、一人の男が奇妙な子供を連れ、世界を救うための微かな希望を追う。
「愛の解剖」(原題:愛的解剖):義体技術が肉体の制限を解き放った世界。しかし、愛はそれ以上に過酷な試練にさらされる。
「ディープダイブ」(原題:深潛):壊れた家庭から逃げるように海へと潜る男。暗闇で痛みを麻痺させていたが、死の淵で愛への信頼を取り戻す。
「そばにいて」(原題:留在你身邊):決して離れないという誓いは破られた。死から蘇った老人は、相棒と再会するために手段を選ばない。
「Rest in Pieces」:花に囲まれた葬儀。骸骨から血肉がつき、感覚が宿り、最後には再生してデスクに戻り、また絵を描き始める。
「紅元宝」(原題:紅元寶):偽りの神に追われる人間。内臓を金に換え、偽神は仙人へと姿を変えていく。
「どこかで火が」(原題:某處起火了):どこかで火事が起きていると感じ取った主人公。困難を乗り越えた末、その火は決して消えないことに気づく。なぜなら、世界のどこかでは常に火が燃えているからだ。

作者紹介

Karmarket(藥島)

1994年生まれ。実践大学メディア伝達設計学科卒業。数多くのMVや広告制作に副監督として携わる。また、台湾の長編映画制作にも多数参加し、絵コンテ、監督助手、ポストプロダクションのアニメーション制作、SNS宣伝素材の制作などを担当。現在はフリーランスのクリエイター・漫画家として、雑誌の挿絵やアルバムジャケット制作など幅広く活動中。

器官拼圖©藥島2024 / 鯨嶼文化 / CCC創作集