台湾の高校バスケが黄金時代を迎える中、中学バスケ界に二人の天才、ワン・ドゥーバとカオ・グアンシューが現れる。
一方、注目を浴びない二人の中学生──連戦連敗だが闘志旺盛な小柄フォワードのレン・ライフォンと、努力家で才能もあるが補欠選手にしかなれない長身ポイントガードのリュー・ユン──は、ある試合で相まみえ、互いに認め合う。レン・ライフォンは全国生放送の中で、ワン・ドゥーバを高校バスケットリーグ(HBL)で打ち負かすと挑戦状を叩きつける。
リュー・ユンは強い相手と戦おうとする気持ちを取り戻し、カオ・グアンシューの誘いを断ってカオのチームメイトではなく敵として挑むことになる。
中学を卒業後、「バスケの女王」エレノアに声を掛けられたレン・ライフォンとリュー・ユンは、かつてのバスケ強豪「活水高校」で再会し、個性的なチームメイトと知り合う。そして「落ちこぼれ組」と揶揄されるチームを結成し、最強を目指して一生に一度のHBLトーナメントで二人の天才に勝とうと誓う。
奮起中学バスケ部のキャプテン。後に活水高校バスケ部に入部。 ポジションはフォワード。低身長だが、驚異的なジャンプ力とすさまじい体力を持つ。口数は少なく、はっきり物を言うタイプ。チームメイトをやる気にさせる強い闘志の持ち主。 得意技は元NBA得点王の必殺技「スカイフック」。
強豪・揚名中学の補欠ポイントガード。後に活水高校バスケ部に入部。 長身で細身。巧みなパスが武器。チームを優勝に導く天才と自負していたが、真の天才カオ・グアンシューに敗れる。レン・ライフォンとの試合後、強い相手と戦おうとする気持ちを取り戻す。