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猫剣客江戸をゆく:十二命花魁 (貓劍客(江戶篇)-十二命花魁)

葉羽桐(イェユートン)
時報文化
第16回日本国際漫画賞銅賞(入賞)
2022年台湾金漫賞年度漫画大賞ノミネート
世界各地の猫神伝説をモチーフに、中国山海経と日本の妖怪を融合した伝奇冒険物語
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あらすじ

猫神様の起源を探るため、猫剣客の布布と中国の『山海経』絵師・衝羽蘭は、他の猫神様を探す旅に出る。 江戸時代にたどり着いた二人は、偶然にも浮世絵師の葛飾北斎と出会い、十二尾の猫又による絵画窃盗事件に巻き込まれる。

猫又は花街に身を潜め、妖艶な花魁に身をやつす。彼女の素顔を見た武士は、惨死か失踪しているという。高度な剣術をもつ不死身の猫又、猫剣士布布は、名画「神奈川沖浪裏」をいかに回収し、葛飾北斎の命を救うのか?

 

登場人物

  • 猫剣客

    猫剣客

    大剣を背負い、編笠をかぶった猫神。猫と人型の両態を持つ。かつては少女に飼われており、布布(ぶぶ)と命名される

  • 衝羽蘭(チョンユーラン)

    衝羽蘭(チョンユーラン)

    中国清朝の絵師。道士の家に生まれ、絵筆で『山海経』の妖怪を写し取ることを受け継

  • 薄雲(ブォユン)

    薄雲(ブォユン)

    江戸時代花街最高クラスの花魁。その素顔はその背に12の刀をさした猫又

作者

葉羽桐(イェユートン)

葉羽桐(イェユートン)
台湾・新北出身。猫と裸婦をモチーフとすることで知られる現代水墨浮世絵師。中国五千年の伝統を持つ水墨画芸術を漫画を結合させ、魂に響く作品を生み出す。


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《貓劍客江戶篇:十二命花魁》© 葉羽桐/時報出版