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海龍改改:消えたサルタヒコノ目 (海龍改改:消失的猿田彥之眼)

原作/張国立 Chang, Kuo-Li  作/韓采君 Tsai-Chun Han、趙大威 Ta-Wei Chao
巴巴文化
第十二回金漫賞オンライン特別展
ノートにはページいっぱいに、日本語や天狗の鼻のような地図記号が書かれている。どんな秘密が隠されているのだろう?
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あらすじ

高校最後の夏休み、阿生は母親から遠く離れて暮らす祖父の家・老梅に行くよう命じられた。

大学入試に落ちて浪人生となり、ニートでやる事もない。落ち込んでいた林恵生(阿生)は通りかかった古道具屋で偶然、昭和の時代に書かれた古い手帳を手にした。

手帳に書かれた日本語の意味は?手帳にある天狗の地図はいったいどこを指す?手帳の「サルタヒコノ目」は何の意味?

手帳に書かれた天狗の地図を手掛かりに、少年たちは好奇心旺盛に探索を始めるー

ミリタリーおたく、日本語が流暢な幼馴染、自転車修理が得意な女の子小賴…といった仲間が次々メンバーに加わり、色んな場所を訪れる。特別な謎解き旅行の始まりだ!

最後には一体、何を探し当てたのだろうか?

登場人物

  • 林恵生

    林恵生

    大人なりたくないと骨の髄まで願ってる少年。溢れる好奇心と熱意から宝探しチームを組んだ。友達からは「阿生」と呼ばれている。

  • 馮美津

    馮美津

    阿生の幼馴染。方向音痴だが、日本人がのこした宝の謎を解くために、日本語学科出身の彼女は不可欠な存在。

  • 小頼

    小頼

    幼い頃、阿生に金魚のフンのようにくっついていたが、大きくなった後はクールな女の子になった。高校時代、アルバイトで腕を磨き、自転車修理の技術はピカイチ。「海龍改改」の最強アシスト。

  • 許志斌

    許志斌

    勉強がよくできる。眼鏡をかけている。典型的なミリタリーおたく。時々、裏表があるけれど、チームに不可欠な天才的頭脳を持つ。

作者

原作/張国立 Chang, Kuo-Li  作/韓采君 Tsai-Chun Han、趙大威 Ta-Wei Chao

張国立 Chang, Kuo-Li
輔仁大学日本語学科卒。『時報周刊』元総編集長。
国内の各種文学賞を受賞。言語、歴史、軍事、スポーツ、グルメ、文化に詳しく、詩、演劇、小説、紀行まで幅広いジャンルに詳しい。プロの作家として、様々な土地を訪ね歩き、三十冊以上の著作がある。旅を愛する。様々な土地を歩く中で人生の味わい深さを見出している。

韓采君 Tsai-Chun Han
美術指導、イラストレーター、アニメの分野で活躍。十数年のキャリアを持つ。色彩感覚豊かな観察力を持ち、手書き風のイラストを得意とする。現在、「菊箱動画」美術総監督。

趙大威 Ta-Wei Chao
監督、アニメーター、イラストレーター。
長きにわたり、アニメ創作と指導を行っている。物語に日常生活の細かなシーンを盛り込み、イラストで表現するのが得意。 アニメ作品は金穂賞、台北フィルムフェスティバル、国際映画祭などで入選。

《海龍改改:消失的猿田彥之眼》© 張國立、趙大威、韓采君/巴巴文化