高校最後の夏休み、阿生は母親から遠く離れて暮らす祖父の家・老梅に行くよう命じられた。
大学入試に落ちて浪人生となり、ニートでやる事もない。落ち込んでいた林恵生(阿生)は通りかかった古道具屋で偶然、昭和の時代に書かれた古い手帳を手にした。
手帳に書かれた日本語の意味は?手帳にある天狗の地図はいったいどこを指す?手帳の「サルタヒコノ目」は何の意味?
手帳に書かれた天狗の地図を手掛かりに、少年たちは好奇心旺盛に探索を始めるー
ミリタリーおたく、日本語が流暢な幼馴染、自転車修理が得意な女の子小賴…といった仲間が次々メンバーに加わり、色んな場所を訪れる。特別な謎解き旅行の始まりだ!
最後には一体、何を探し当てたのだろうか?
大人なりたくないと骨の髄まで願ってる少年。溢れる好奇心と熱意から宝探しチームを組んだ。友達からは「阿生」と呼ばれている。
阿生の幼馴染。方向音痴だが、日本人がのこした宝の謎を解くために、日本語学科出身の彼女は不可欠な存在。
幼い頃、阿生に金魚のフンのようにくっついていたが、大きくなった後はクールな女の子になった。高校時代、アルバイトで腕を磨き、自転車修理の技術はピカイチ。「海龍改改」の最強アシスト。
勉強がよくできる。眼鏡をかけている。典型的なミリタリーおたく。時々、裏表があるけれど、チームに不可欠な天才的頭脳を持つ。