「命を助けてもらったら必ず恩返しをする。これが雲狼の掟」
「だから…僕のお嫁さんになってよ!」
たった一人で山奥深く生活をする少女、都纓(ドォイン)は狩りから戻る途中、一匹の傷を負った狼を拾った。
ちょっとした優しさから小動物を助けたつもりが、「彼」はある朝、全身素っ裸の銀髪の少年として目の前に現れた?!
伝説の種族・雲狼一族の烏克魯魯(ウクルル)だと自称している。
人間の身になって最初にすべきことは、命を助けてもらった恩に報いるため、結婚するというが…?!
17歳の時、一人山奥深くに移り住んだ。狩りをしながら暮らしている
背格好は小さいが、自立心旺盛。冷淡に見えがちだが他人の気持ちを注意深く見ている。善意の申し出を拒むことができない。
ポーカーフェイスだが、動揺すると挙動不審になる。主人公より三歳年上。主人公が甘えてくる時は、こっそりおちびちゃんと呼んでいる。外見に自信がなくコンプレックスを抱える。
銀髪の少年。大柄で明るく活発でそそっかしい。探検が好き(特に村を出て遊ぶこと)。それがよく痛い目に遭う。自信家なため、よく面倒を起こす。だが人には嫌われることがない。一緒に出掛けた同族の女性の面倒を見ないため、血筋と外見の条件はいいのだが、相手にされていない。前族長の息子。