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雲狼の里 (雲狼之里)

若月凜(ルォ・ユェリン)
長鴻出版社
世を避ける伝説の種族×世を捨てた人類の少女
伝説のように…狼が恋しい人を想うあまり人間となり──
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あらすじ

「命を助けてもらったら必ず恩返しをする。これが雲狼の掟」

「だから…僕のお嫁さんになってよ!」

たった一人で山奥深く生活をする少女、都纓(ドォイン)は狩りから戻る途中、一匹の傷を負った狼を拾った。

ちょっとした優しさから小動物を助けたつもりが、「彼」はある朝、全身素っ裸の銀髪の少年として目の前に現れた?!

伝説の種族・雲狼一族の烏克魯魯(ウクルル)だと自称している。

人間の身になって最初にすべきことは、命を助けてもらった恩に報いるため、結婚するというが…?!

登場人物

  • 都纓(ドォイン)

    都纓(ドォイン)

    17歳の時、一人山奥深くに移り住んだ。狩りをしながら暮らしている

    背格好は小さいが、自立心旺盛。冷淡に見えがちだが他人の気持ちを注意深く見ている。善意の申し出を拒むことができない。

    ポーカーフェイスだが、動揺すると挙動不審になる。主人公より三歳年上。主人公が甘えてくる時は、こっそりおちびちゃんと呼んでいる。外見に自信がなくコンプレックスを抱える。

  • 烏克魯魯・伊・薩拉(ウクルル・イ・サラ)

    烏克魯魯・伊・薩拉(ウクルル・イ・サラ)

    銀髪の少年。大柄で明るく活発でそそっかしい。探検が好き(特に村を出て遊ぶこと)。それがよく痛い目に遭う。自信家なため、よく面倒を起こす。だが人には嫌われることがない。一緒に出掛けた同族の女性の面倒を見ないため、血筋と外見の条件はいいのだが、相手にされていない。前族長の息子。

作者

若月凜(ルォ・ユェリン)

人気のイラストレーター。今回の作品は、大好きな雪景色と異国のロマン情緒を組み合わせ、異種族間のロマンチックなおとぎ話を描きました!ロマンと耽美さにエスニックな要素を組み合わせたのが特色。繊細で細やかなタッチで、日本風のイラストスタイルが多くの読者から人気。

雲狼之里©若月凜/長鴻出版社