第16回ゴールデン・コミック・アワード「年度漫画賞」受賞作品
2025年 アングレーム国際漫画祭(フランス)TAICCA台湾館推薦リスト選出作品
トビー・キングは、一匹の茶トラ猫。自由と平等を求め、冷笑的な視点で世界を見る。 私生活での彼は、かつてのニルヴァーナのカート・コバーンのように、退廃的でありながら、魂を削るような歌声で民衆の悲哀を歌い、人々の共感と熱狂を呼ぶ。しかし、この国では不当な集会は許されない。幸いにも、秘密組織「T.T.L.P.(三匹の子豚)」のエージェントであるトビーは、警察の追跡をすり抜ける術を心得ていた。
ある日、組織のリーダーである「三匹の豚の親父」から衝撃の事実が告げられる。建国の四大家族の一つ、ウサギ族のリーダー「ヘア大公」が失踪したというのだ。現場に残されていたのは、血に染まった一本のウサギの足。 調査に乗り出したトビーと発明家の小豚・大福は、ヘア邸に潜入するが、そこには数々の謎が待ち受けていた。さらに、不気味で驚異的な謎の生物とネズミ族の連合軍が襲いかかる。知らず知らずのうちに、二人は政府と有力家系が化かし合う、私欲にまみれた巨大な陰謀の渦へと巻き込まれていく……。 命を懸けた危機の幕が、今上がる!
茶トラ猫。自由と平等を愛するシニカルな一匹狼。そのカリスマ性で民衆を惹きつけるが、裏の顔は秘密組織「T.T.L.P.」の敏腕エージェント。
稀代の天才発明家である小豚。トビーと同じく「T.T.L.P.」に所属し、独創的な武器を次々と生み出す組織のバックアップ担当。情に厚く家族の絆を重んじ、トビーとともに死線を潜り抜ける。